生態学(Ecology)
生態学(Ecology)
『生態学』はドイツの生物学者である”ヘッケル(Haeckel, E.)”により提唱された言葉です。
生態学は、個人もしくはそれ以上のレベルでの生命現象に関心を寄せる生物学の一分野であり、「生物の生活に関する科学」、「生物と環境(天候だけでなく社会環境も)の関係を扱う科学」とされています。
また、生態学は、進化理論や地球科学(地球に関する様々な学問)、心理学など多くの学問と接点を持っています。
研究方法は野外調査や野外実験を中心としており、データや数値などを用いて生物の法則性や理論を導き出そうとする研究が行われています。
20世紀後半以降は、人間の活動により急激な自然破壊が進み、生物の絶滅や環境破壊、気候の変化が生じています。
そのため、生態学は環境科学(環境に関する様々な学問)の中核として重要な役割を果たすようになっています。
参考・引用文献
森岡正芳編 (2022) 『臨床心理学中事典』野島一彦 (監修), 遠見書房.
\この記事を書いた人/
臨床心理士・公認心理師
上岡 晶
Ueoka Sho
精神科・心療内科での勤務を経て、2023年から「オンラインカウンセリングおはぎ」を開業しました。私のカウンセリングを受けてくださる方が少しでも望まれる生活を送れるように、一緒に歩んでいきたいと考えています。