刷り込み(imprinting)
刷り込み
『刷り込み』は『刻印付け』とも呼ばれます。
動物行動学者である、”ローレンツ(Lorenz, K.)”により発見されました。
刷り込みは発達初期に環境内で出会った刺激(母親)が刷り込まれ愛着を示すようになる現象です。
この現象は、ローレンツが水鳥のヒナの様子を観察することで発見しました。
そしてこの行動が一度獲得されると取り消すことが出来ないことを示しました。
刷り込みが顕著にみられる生後直後の一定期間を『臨界期』と呼びます。
- 臨界期
ある時期を逃すと獲得が困難になり、かつその時期に獲得したものがその後での変更がない場合に、その時期を臨界期と呼びます。
- 敏感期
臨界期ほど決定的ではないものの、臨界期のような傾向が強い場合を『敏感期』と呼びます。
参考・引用文献
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\この記事を書いた人/
臨床心理士・公認心理師
上岡 晶
Ueoka Sho
精神科・心療内科での勤務を経て、2023年から「オンラインカウンセリングおはぎ」を開業しました。私のカウンセリングを受けてくださる方が少しでも望まれる生活を送れるように、一緒に歩んでいきたいと考えています。