逆向抑制(retroactive inhibition)
『逆向抑制』とは、二つの事柄を記銘、学習した際に、後続の学習により先行の学習が阻害され想起しにくくなること指します。
例えば、1番目にAの事柄を記憶し、2番目にBの事柄を記憶します。
この時に、2番目のBの事柄を記憶したことによって、1番目のAの事柄が思い出しづらくなることがあります。
これを『逆向抑制』と呼びます。
『逆向抑制』とは異なり、先行の学習、記憶が後続の学習、記憶を阻害し、後続の学習内容が忘却される場合があります。
この現象は『順向抑制』と呼ばれています。